我輩、１５歳になった

9月26日、我輩は15歳の誕生日を迎えた。
家族のみんなと一緒に暮らして来た日々。
なんだか、あっという間だった。
我輩が生まれて数ヶ月後、動物愛護センターで里親になってくれた家族に感謝だ。

今では、後ろ足がなかなか踏ん張れず、ずりずりと足が広がってしまい、チョット不便だ。
ご主人は、我輩の顔を覗いて「お爺さんの顔になったなー」と言う。

先月、階段を降りる時に何度か下に落ちてしまった。
足が踏ん張れないのである。
ごろごろ、どか～ん。　みんなが心配して駆け寄ってくれた。
先日は、ご主人を追って二階に上がったが、降りれない！
ご主人が抱っこして一階に降りることができた。
それ以来、我輩は二階に行くのを控えている。

それでも、散歩は大好きなのである。
その時に出会う人間達が、「ガンバッテ歩いてるねぇ」とか「年齢はいくつ」とか声をかけてくれるが、有り難いけど我輩には関係無いのである。
我輩には、今までと何も変わらない散歩である。

少し変わったのは、散歩から帰ると、ちょっぴり疲れること。
でも、散歩は大好きである。
季節の匂い、草花や空気の匂い、自然の匂いは最高である。